YJ COUNSELING OFFICE blog

福山市にある『みんなのカウンセリングルーム』の代表ブログです。

新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(3)~火曜日は、エイリアンと出会う~

皆さん、月曜日は適度なウソをつきながら過ごされましたか? ウソをついた時ほど、眠れない夜はないかもしれませんが、そんな夜ほど、自分に素直になれる夜もそうないのかもしれません(宮沢さんの歌詞のパクリです)。

 

さて、今日は、火曜日の過ごし方について書いてみたいと思います。月曜日に引き続き、まずは、こちらのイラストをご覧ください。

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火曜日だけに、ま~ず(ダジャレです)は、火星のイラストから。火星と言えば、やはりエイリアンですよね。なぜ、火星といえばエイリアンなのかというと、火星の特徴としてよく言われることは、「地球にもっと近い(似ている)環境なのでは?」「生物が生息できるのでは?」ということが関係しております。 そこで、火曜日の過ごし方のヒントは、「似ている」ということになります。

 

結論から、ま~ず(しつこい)、申しますと、火曜日の過ごし方は、

「自分と似ている人に、近づいていきましょう!」

ということが、答えとなります。

 

世の中には、いろんな人がいます。そのいろんな人にはそれぞれ個性があり、自分と全く同じような人はいません。しかし、普段生活をしていると、全く同じではないにしても、なんとなくですが、「コイツとは、なんか気が合うな」と感じたり、「なんか感覚が似ているな」「ソックリやな」と思えるような人が、チラホラいることに気がつきます。自分と似ている部分がある人に出会うと、基本的には、なにか嬉しい気持ちになったり、気楽に付き合えそうな気がしてしまいます。実は、この嬉しい気持ちと、気楽な感じが、火曜日にはもってこいなのではないかと考えております。

 

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思い出してみると、月曜日にはしんどい上に、自分と他者に適度にウソをつきながらなんとか乗り切りました。その日は、多少疲れていはいるけれど、1日をなんとか乗り切った達成感や満足感を、多少なりとも味わえるかとの思います。次第に、月曜日の専売特許である憂鬱な感じも抜けてきます

そこで、火曜日は、少し、肩の力を抜いて、気楽に、時に、楽しく(嬉しい気持ちで)過ごしてみることが求められます。特に、人間関係において、月曜日のように無理せず、気楽な気持ちで挑めれば、メンタルヘルス的にはベストだと考えております。そこで、そのような気持ちになれる、相手というものが、まさに、「自分と似ている人」ということになります。

自分と似ている人を探しては、色々話しかけてみたり一緒にランチをしてみたり、一緒に取り組める仕事や勉強などがあれば、やってみてもいいかもしれません。話しかける時には、それなりに、緊張してしまいますが、似てない人よりは、ストレスなく接することが出来るので、安心して誘ってみてください。関係がうまくいけば、時には、仕事終わりや、学校終わりに、思い切って、ちょっとした遊びに出掛けたり(カラオケ行ったり、クラブに行ったり)、または、帰りに、買い物につきあったりしてもいいかもしれません。とにかく、同じ時間を一緒に過ごしてみましょう

 

「えっ?遊びに行くのは、週末が相場じゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、バカ騒ぎや、二日酔いといった、「明日を意識しない遊び」ではなく、「明日を少し意識した遊び」を火曜日に心掛けてみることで、次第に「よい遊び方」が、学べてくるので(※週末ばかり遊んでいると、人生でハメをはずすことの回数が多くなり、人間関係のトラブルが増えてしまう可能性が…結果的に、「遊んで損した」体験に繋がりやすいと考えております)、是非、一度チャレンジしてみて下さい。

 

皆さん、火曜日は、積極的に、「自分と似ている人」と出来るだけ多く接するように心掛けてみましょう。

 

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ただ、今日のブログはそれだけでは、やや不親切なので、「自分と似ている人」とは、どんなところが似ているのか、また、今現在、どんな人が、自分と似ているのかをいまいち掴めない人の為に、そのポイントを最後にいくつかご紹介させていただきます!

 

【ポイント1】興味関心・好きなものが似ている

これは、鉄板といってもいいポイントです。人によって、興味関心の対象や好きなものは違ったりします。しかし、興味関心や好きなものが似ていると、その人との話ははずみ、無理に自分にウソをつきながら接する必要はありません。また、何をしている人なのかとか、上司だとか後輩だとか、話し方とか癖とか、ほとんでまるで気になることはありません。ただ、純粋に、その人と会話ややり取りを楽しむことができます。普段なら、鼻につくような態度の人も、ひとたび、興味関心や好きなものが似ていると、すぐに意気投合できます。それほど、興味関心や好きなものが似ているということは、人間関係にとって大きなことなのです。

興味関心や好きなものが似ているというのは、顔や風貌が異なっても、間違いなく「自分と似ている人」なので、安心してください。

 

【ポイント2】心配なこと・不安に思うこと、そのポイントが似ている

これも、とても大切なポイントです。人によって心配になることや不安に思う事は違いますが、その部分が似ているとなると、ぐっと人間関係の距離は近くなります。不安におもうことや心配なことが異なると、その人と接することに疲れることがあります。人によっては、「明日の天気はなにかな?心配だな?」と思う人もいれば、天気なんて人生で一度も気にしてこなかった、NOテンキ(ダジャレです)な人もいます。

単に心配性かという問題も大切で、心配事が多い人と、心配事が少ない人の溝は生涯にわたっても埋まることはほぼないでしょう。夫婦関係や、パートナー選びにおいては、お互い心配性であれば、そのバランスの悪さは否めないですが、「似ているか似ていないか」という問題で考えると、心配事が似ている事は大切なことで、そこが似ていると、人間関係はとても築きやすいと考えてもいいと思います。

 

【ポイント3】「アウトドア」か、「インドア」かが似ている

僕はちなみにインドア派です。これはとても大切なことですね。この違いは、実は、他者との近似性を物語る上で、決定的なような気も致します。ただ、「アウトドア=外好き」か、「インドア=中好き」として素朴には理解できますが、もう少し心理学の話として捉えると、それは、「外向性」「内向性」という概念として考えられるものです。

このような分類は、その人の関心や興味、「心のエネルギー」の向かうベクトルが、「外」のほうに向いているのか、「内」のほうに向いているのか、という問題が基準になるのですが、このように言われてもピンとこないので、「アウトドア」と「インドア」という言葉でわかりやすく分類した次第であります。ですので、単純に、「外で遊ぶことが好き=外向性」ということには必ずしもなりませんが、大雑把にはこのように理解されて見ていただければと思います。

 

以上の3つのポイントが「自分と似ている人」を探す上で、大切になるかと思います。この3つのポイントの内、一つでも似ているものあれば、いいですし、3つとも同じであれば、その人は、もう…

 

「あなた自身」であります!! ドーン!!!

 

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(ちょっと言い過ぎかな…)

 

その人は、あなたにそっくりエイリアンだと考えてもいいかもしれません。

 

以上が、火曜日の過ごし方でした(唐突な終わり)。

エイリアン繋がりで、おまけとして、キリンジの「エイリアンズ」という名曲を聴いていただきたいですが、前にキリンジを紹介しているので、今日は、関根勤そっくり田島貴男オリジナルラブがカバーしている「エイリアンズ」をアップしてみます(ややこしいですね)。

 

www.youtube.com

 

いい歌ですね。いろんな人がカバーしている名曲なので、「エイリアンズ」のエイリアンをたくさん探してみください。

 

皆さんにとっての、エイリアン(自分に似ている人)が、早く見つかりますように…。

 

 

 

 

 


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新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(2)~月曜日は、ウソをつく~

皆さん、いかがおすごしでしょうか?寒い日が続いてますが、風邪などひかれていないでしょうか?インフルエンザが大流行しておりますが、引き続き、予防対策などをしっかりされて、また、少しでも、体調の異変を感じた時は、お近くのクリニックに受診されてみてください。

 

さて、体調の異変ということで、今回も、前回に引き続き、新しい環境に慣れる為に大切にしたいことを、月曜日から日曜日の過ごし方と題して、記事にしてみようかと思います。よろしくお願いします(※講演会で話した内容に即して書いてみます)。

 

月曜日は、休み明けということになりますが(土曜日と日曜日が休日ではない方は、とにかく、休み明けの初日と考えてみてください)、月曜日は、休日気分が抜けきれず、「あ~、今日も会社か~」「あの人にまた会いたくないな~」「学校行きたくないな~」等、ネガティブな気持ちになりやすかったりします(勿論個人差あり)。

実際に、そのような気持ちにひきずられてしまい、会社や学校を理由もなく休んでしまって、後ですごく後悔したり、居心地の悪さや、うしろめたさ、罪悪感にさいなまれる方も少なくありません。また、その状況が、新しい環境とあれば、なおさらのことだと思います(僕もそんな失敗を何回繰り返してきたことか…苦)。

 

そんな、憂鬱な月曜日を、僕たちはどう乗り切っていけばいいのでしょうか。

 

そのヒントは、次の写真に隠されています。

 

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皆さん、ご承知の通り、「アポロ号の月面着陸」の写真です。月曜日なので、「月」なのです(なんと安直な発想…)。詳しく言うと、人類で初めて、月面に到達したという歴史的事実を記した奇跡のワンショットです。しかし、実は、この奇跡のワンショットのトリビアとして、この写真が公開されて以降、あらゆる方面から、「この写真はねつ造なのではないか?」「本当は写真をとるの忘れてあわててコラッた」、さらには、「本当は月面着陸などしていないのでは?」ということが話題となった経緯があります。つまり、「ウソなのでは?」ということになります。なぜ、そのようなウソをつかなければいけなかったのかということの背景については、皆さんのインターネット検索にゆだねるとして、その真意はともかく、本題である月曜日の過ごし方のヒントは、この「ウソ」が大切なのキーワードになります。

 

さて、皆さん、幼い時、「ウソは絶対ついてはいけません!」とよく叱られた経験はありませんか?「どんな理由があろうとも、ウソだけは許さん!」と突然怒り出す頑固オヤジは、今も昔も健在だったりします。あと、「ウソつきは泥棒の始まり」という言葉もあるくらい、基本的には、「ウソは良くないもの」です。僕も、この見解には概ね同意しております。

 

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しかし、心理学の話、人間のこころの成長、人間関係の発達という文脈で、このウソということについて考えてみると、人が、「ウソをつくこと」「ウソをつけるようになること」「ウソをついてしまうこと」等は、それはそれで、大切な意味を持っております。それは、先にも触れたように、「ウソは絶対ダメ!」というようなネガティブな視点のみで、語ることは、心理学の世界では行いません。

例えば、人間の成長という観点を取り上げると、「ウソをつけるようになる」ということは、相手の知らない自分が生まれている証(つまり、平たく言うと自我ですね)でもあり、それはこころの成長にとって必然的且つ、必要なものです。

人間関係の文脈を取り上げてみると、例えば、初対面の相手が、自分のタイプの人であったとしても、いきなり、「あなたは私のタイプです!」と告白することはKYであり(僕は個人的には、そんな人は大歓迎です)、こんなシチュエーションはないとはおもいますが、「どんな人がタイプですか?」と仮に聞かれても、「あなたです!」とはいわず、その場ではなんとなくごまかしたり、ある種のウソをついたりします。

つまり、極端なことを言うと、みんな、「ウソをつくことで成長した(できた)」と言えます。では、その結果、みんな泥棒になったかというと、大半は、泥棒される側の普通の人達で、一生懸命、世界になれようとしてきた人達です。ですので、中には、「ウソがつけない」という正直な人は、それはそれで、すごく生きづらく、とてもしんどい思いを抱えてこられたのかなと思います。

 

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そういう意味で、ウソはある程度必要です

 

この「ある程度」という匙加減が、その人の人間性・信用にかかわる大切な部分なので、その判断が難しいところなのです。当たり前ですが、ウソにはいろんなウソがあるので、なお、困るのですが、しかし、心理学的には、ある程度「良いウソ/悪いウソ」を、親切に分類してくれています。このあたりの詳しい話は、社会心理学者の碓井先生の本に、とても分かりやすく書いてありますので時間があるかたはご参照ください。

 

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さて、今日は心理学でいう、ウソ全般を話したいのではなく、「月曜日には、適度にウソをつくこと」をお勧めしたいからであります。結論からいうと、

 

月曜日から、自分にも、相手にも正直に(素直に)接していくと、新しい環境では、すごく疲れてしまいます。

 

だからと言って、エイプリルフールのように、月曜日からいきなり、「昨日宇宙人にあった」「月面着陸したよ」「いい儲け話があるから、100万かして」など、相手を欺けと言っているのではありませんの注意が必要です。

 

ご存知の通り、月曜日はいろんな意味でしんどい日です。そんなしんどさを感じている自分に、素直に、正直に、ウソをつかずに接すると、結果的に思うような行動を起こすことができずに結果的に苦しんでしまいます。ですので、月曜日は、多少無理しても、自分にウソをついて、「自分が元気一杯だ!」「きっと明日にはいいことがあるはず!」「もしかしたら、今日、大好きな人と付き合えるかもしれない!」等等と、自分を欺くことは、とても大切なことです。ただ、自分にウソをつき続けるのはよくないことですので、これは、月曜日だけの話なので安心してください(⇒水曜日あたりに挽回します)。

 

また、月曜日にあった人に、いきなり、「今日はしんどいです」とあまりに素直な胸の内を話してしまうと、残念ながら、相手は共感してもらえることは少なく、かえって、嫌な気持ちにさせてしまいます。なぜかというと、理由は簡単で、それは、相手も月曜日は基本的にしんどいからです。なのに、「俺は我慢して頑張っているのに、お前はなんて無神経な奴だ!」と反感を持たれてしまう可能性があるかです。

 

多少無理しても、「おはようございます!」「グッモーニン!」と、大きな声で挨拶し、元気でもないのに、元気なふりもしてみたり、「お、なんか今日の髪型素敵ですね!」と、相手を褒めてみたり…等々。また、月曜日から、なにか仕事を頼まれたりしても、「私、できません」と正直に答えるのではなく、ウソでもいいので、「はい、私にさせてください」「それ、できます!」といえばいいのです(⇒このウソの挽回の仕方は、水曜日あたりに出てくるので安心してください)。

 

月曜日のウソは、決して悪いものではありません。

新しい環境に慣れていく為に必要な裏技のようなものです。月曜日のウソは、自分と他者への思いやりだと考えてもいいかもしれません。それはなぜかというと、しつこいようですが、月曜日は、みんなしんどい日だからです。

 

皆さん、休み明けの月曜日は、適度にウソをついていきましょう。

 

ウソつきは、泥棒の始まりではなく、

ウソつきは、一週間の始まりであります。

 

さて、明日、僕は、平昌オリンピックに出場してきます。ウソです。

 

 

  

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新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(1)~身の回りの異変にきづく~

先日、「新しい人間関係の作り方」というテーマで、カモミールさんでお話をした内容を、このブログでも、数回に分けて紹介したいと思います。よろしくお願いします。

 

卒業、入学、就職、転居、結婚、離婚、退社、等など、生活をしていると、僕たちは様々な環境の変化に遭遇します。環境が変わると、これまでの人間関係を、少しリニューアルしなければならなくなります。そこには、別れもあれば、新しい出会いもあったり、また、気持ち的には、悲しかったり、ドキドキしたり、時に嬉しかったりと、環境の変化は、僕たちのこころとからだにいろんな影響を与えます。

環境の変化による影響は、良い影響だけなら良いのですが、時折、悪い影響、それは、新生活のストレスにもなったりします。環境が変わると、人間関係も変わり、「うまく、新しい環境になれるだろうか?」「人とうまくやっていけるだろうか?」と不安になる方も多いかと思います。ちなみに、僕は、環境が変わるとどうも、自分では気付かないのですが、多く食事をとってしまう傾向があって(無自覚)、環境が変わるたびに、体重が大幅に増えてしまいます(慣れてくると、次第に収まり、少し痩せる繰り返し)。

 

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僕の例でも分かるように、環境や人間関係の変化の影響及び、なんらかのストレスの影響は、「うまくいかないない」「なんか、しんどいな」となんとなく自分で自覚できる場合もあるのですが、実は、その多くは、自覚できていないことが多く、身体、もしくは身の回りのいろんな異変や変化として現れたりします。なんとなく食欲がない、逆に食欲がある、たばこの本数が増える、お酒をよく飲むようになる、週末に楽しめない、夜寝れない、集中力がない、ケガをしてしまう、等々、いろんな異変が現れます。しかし、それは、意外と見落とされがちで、「いつものことだ」「そんなときもある」という風に、あたまの中で片づけられることがあります。

 

実は、これらの異変にできるだけ、はやく気付くことは、メンタルヘルス上、とても大切なことであります。今は、なんとなく、やり過ごしている新生活の些細なストレスでも、それらが、どんどん蓄積していくと、その時は、取り返しのつかないモンスターのようなストレスへの豹変してしまうこともあるのです。

 

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まずは、新しい環境や人間関係で生活していくとき、もちろん、慣れるために、「頑張ること」も必要ですが、その中で、身の回りの異変に気付くことが大切であります。それは、将来への危険信号、重要なサインだったりします。

 

身の回りの異変は変化に気づく、自分では自覚していないけど、「たぶん、今は、自分はこんなことで困っているのかもしれないない」「これは、意外と無理しているのかもしれない」等、自分の頑張りや、「適応」を、それは、ある種の、「一次的な適応(過剰適応)」だと考え、割り引いてみることから始めてみましょう。

 

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次回は、「頑張り方」つまり、どうするれば、新しい環境や、人間関係にうまく順応していけるのか、その、秘訣や、「裏技的」なことを、「一週間の過ごし方」と題して、曜日ごとに説明していきたいと思います。

 

皆さん、よい週末をお過ごしください。

 

 

 

 

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三原市立沼田西小学校PTA教育講演会で、お話してきました。

今日は、三原市立沼田西小学校PTA教育講演会で、お話してきました。保護者や先生方と一緒に、子育てについて色々お話ができて、とても有意義な時間をすごすことができました。また、保護者の方は、みなさん、とても熱心にお話を聞いてくださり、僕自身、とても気持ちよくお話をすることができました。

 

PTAの皆さん、ありがとうございました。

 

今回は、子育てもそうですか、子どもたちの心と体の成長にとって大切な役割を果たす、地域社会のあり方について時間を割いて話した感じになりました。地域社会の在り方といっても、なにか堅苦しい、ルールや決まりといったものを想定しているのでなく、ある種の、「寛容な社会」の在り方を、皆さんと一緒に考えてみました。

 

その中で、僕自身の臨床経験から、大切だと感じている、「変な大人たち」の在り方や、その重要性について触れてみました。子どもの前だからといって、変に、か肩肘はったり、カッコつける必要はなく、子ども達に、“いろんなセカイ”を体験させてあげることが大切なのではないかということを、いろんな事例を踏まえて解説してみました。なんとなくですが、沼田西小学校のPTAの方には、温かく受け入れてもらえたような気がしています。今後のPTAの在り方がとても楽しみであります。

 

講演後、いろんな質問もいただき、自分自身の臨床活動に直結するような問題意識を、新たに蓄積することができ、大きな学びの機会となりました。

 

これからも、日々のカウンセリングを頑張っていこうと、改めて感じた一日でありました。

 

 

 

 

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広島県臨床心理士会新人研修会(1/21@広島市)に参加

先日の日曜日に、広島市のふたば公民館で開催された、広島県臨床心理士会新人研修会」に、参加してきました。新人研修会に行くと、臨床心理士として働きだした頃の「初心」にかえることができるので、できる限り、研修会には足を運ぶようにしております(一年目は、発表もさせていただきました)。

 

先日の、カモミールさんでのお話でも、「初心」の大切さについてお話したところでもありましたし・・・

 

新人研修会はクローズド(臨床心理士のみ参加できる非公開)の研修会ですので、研修内容について詳しく書くことはできませんが、とにかく、「学び」と「出会い」の多い研修会でありました。臨床心理士として、いろんな人とつながっていくことで、これからの役割がより一層、大きなものになっていくのではないかと、期待に胸を膨らませることができました。それと同時に、そのあまりの役割の多さに、これからも、自己研鑽を含め、魅力ある、心理士として頑張っていかねばと思った次第であります。

 

また、今年は、初の「公認心理師

公認心理師 - Wikipedia

」国家資格の試験もありますので、合格できるように準備に励んで参りたいと思います。

公認心理師 |厚生労働省

 

常に、「新人としての気持ち」を大切に、おごらず、あらゆる問題に対して、いつも「新鮮な気持ち」で接していけるように心がけて参りたいと思います。

 

 

 

 

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退所児童等アフターケア事業所で、お話しします。

今週の土曜日、退所児童等アフターケア事業所カモミールさんで行う、「ソーシャルスキルトレーニング」の勉強会に講師としてお話してきてまいります。

 

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hiroshima-chamomile.jp

 

カモミールのスタッフの先生方とは、色々なお話をさせていただくことは、これまでにありましたが、利用者様を対象としたお話しは、今回が初めてとなります。

うまく話せるかどうか今から緊張してきました。

 

今回のテーマは、「新しい人間関係の作り方」

 

新しい環境で、新しい人達と、人間関係をいかにつくっていくかは、とても大切なことですけど、意外と難しいことなんですよね。でも、そんな難しいことも、コミュニケーションの基本を押さえておけば、よっぽどのことがない限り、ある程度はうまくいくものと考えております。

その基本となるようなお話を、あまり難しい話にならないように、ポイントを絞って一緒に考えていきたいと思っています。題して、「新しい環境で慣れるために、大切にしたい僕らの7日間」という感じで堅苦しくなく、でも、しっかりとしたトレーニングにしていきます。

 

月曜日~日曜日まで、僕たちは、新しい環境と人たちの間で、どのようにふるまっていけばいいのでしょうか。その答えのヒントになるような提案をしていきたいと思います。

 

ちなみに、前回は、「お金の話」だったそうです。

hiroshima-chamomile.jp

「お金の話」も、「人間関係」と同じく大切ですよね。

 

MCR、頑張ってきます。

 

 

 

 

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成人式とオトナ達

今週の出来事を振り返ってみますと、そういえば、月曜日は祝日で、各地で成人式が行われていました。友達やご家族と一緒に、会場に向かう晴れ着姿の新成人、車の窓から身を乗り出して(ほぼ箱乗り状態)、日の丸国旗を振りまくっている袴姿のゴキゲンな新成人、 また、頼んだはずの晴れ着が着れなくて、腹を立ててる新成人、今年も、実に様々な新成人の姿を目にしました。

 

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成人式の日、みなさんの中にも、ふと、「自分がハタチの時はどうだったのかな?」と思いを巡らせた方もいたのではないでしょうか。目の前の初々しい新成人の姿と、自分の当時の姿を重ね合わせて、なんとなく、嬉しくなったり、時に恥かしい気持ちになったり、なんか、切なくなったり、急に笑いがこみ上げたりと…。そんな、「淡い思い出」に浸る時間は、意外と人生の中で意味があるような気が致します。

 

さて、そんな、「淡い思い出」はともかく、新成人となると、世間一般的には「オトナ」の仲間入りということになります。しかし、とても、当たり前の事ですが、その日から、急に人間がオトナになるのではありません。平たく言うと、徐々にオトナになっていくものだと思います。

何を隠そう、心理学的な文脈からすると、成人式を迎えるオトナ達は、まだ、「青年期」という発達段階に分類される人達のことで、実は、まだ、「青年」なので、オトナとは言えない中途半端な感じなのです。それ故、まだまだ、「自分はオトナなのか?コドモなのか?」と色々悩んだり、「オトナとは一体なにか?コドモとは一体なにか?」という、哲学的な問いにとらわれて悶々とすることもあります。また、現実的な問題としても、一人のオトナとして振る舞うことの難しさに悩まされたりします。そのような悩みや苦悩は、人が成長する上では、なかば必然的なものではあり、大切なことではあります。

このような時期を、一般には、モラトリアム期というの言い方でも表現するのですが(モラトリアムの意味は、「猶予」、つまり、オトナになることの猶予期間という意味、もともとは経済学の用語らしい?)、現代はどんどんそのモラトリアムの時間が長くなっていると言われています。理由について、精神論ではなくて、社会状況のいろんな複雑な変化が考えられると思いますが、それは、決して悪いことではなく、ある意味、それはそれで社会が豊かになった証だとも僕自身は考えております。

また、その分だけ、「この先、どう生きていけばいいのか」「幸せな人生とは何か」「生きがいとは何か」といった個人個人の心や感情の問題がより大切になってくるという意味では、昔にはなかった、ある種の「生きづらさ」もあります。

しかし、どういったことか、それとは裏腹に、社会は、その「生きづらさ」をすっ飛ばして、過剰に、また都合よくオトナになることを要求するようになっています。「1/2成人式」なんか、その最たるものではないかと考えております。

 

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なんで、みんな、はやくオトナにさせたいのでしょうか。もう少し、ゆっくりとオトナにさせてあげる必要もあるのではないでしょうか。そもそも、「させる」という発想自体がおせっかいなのかもしれません。

 

実は、カウンセリングをしていると、よくあることなのですが、幼い頃から、いろんな状況によって、オトナにならざるを得なくて苦しんできた方達によく出会います。彼らは、幼いときら、「立派なオトナ」だったりします。しかし、幼い頃から、オトナであることを虐げられると、それこそ、本当のオトナになった時に彼らを待ち受けているのは、「自分はなんのために生きてきたのか」というような挫折だあったり、時に、「絶望」という言葉で表現されるような苦悩だったりします。

 

そんなことを考えると、むしろ、今必要なのは、成人式じゃなく、

「もう一度コドモになっていいよ式」みたいなユーモラスな式典であったりするのかなとも思います。一度、MCRでも企画してみたいものです。

 

僕が世界で最も尊敬するミュージシャンの宮沢和史さん(THE BOOMのボーカル、解散してしまいました涙)は、「いつもと違う場所で」という歌の中で、こんなことを言っています。

 

「人はみな、大人になろうと懸命に努力している子供だろ?」

 

www.youtube.com

 

成人式を迎えたからと言って、無理せず、ゆっくりと自分の道を進んでくれたらいいなと、ゴキゲンな袴姿のおにいちゃんや、〇〇〇ヒの前で、腹を立ててるオトナ達をみて、ふとそんなことを思いました。君たちは悪くないと。

MCRは、そんなオトナと一緒にいろんな悩みを共有し、時にコドモのように振る舞える、みんなの、「いつもと違う場所」になれればと思っております。

 

 

それにしても、

「成人式に晴れ着がない…」

 

なかばシャレのような今回の出来事は、今の日本社会を象徴しているような出来事でもありました。

 

 

 

 

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