YJ COUNSELING OFFICE blog

福山市にある『みんなのカウンセリングルーム』の代表ブログです。

新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(6) ~金曜日は、そばにいたい~

皆さん、尊敬する人の話は聞けましたでしょうか? 「師匠」と言える人がいることはとても幸せな事でありますので、引き続き、「師匠さがし」は続けてみましょう。

さて、今日は、金曜日です。このブログを書いているのも金曜日です。

 

今日は、金曜日の過ごし方について書きたいと思います。 

それでは、毎度おなじみに写真からご覧ください。

 

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皆さん、この暗闇に光り輝くものは、何かご存知でしょうか。そうです、右側の大きな光は、月の光で、左側にポツンと光り輝くものは、金星の光であります。普段、夜空の月を見ることはあっても、なかなか、その横にポツンと光輝く金星を見ることは、あまりないかもしれません。金星の光は、見る時(見える時)もあれば、見ない時(見えない時)もあります、しかし、いつも、金星は、月のそばにポツンといます。今日は、この「そばにいる」ということがテーマなんです。なんとなく、「そばにいる」という言葉は、夜空の星と一緒で、ロマンチックな響きですね。金曜日は、ロマンチックなんですね。

 

結論から、まず申し上げますと、この連載のテーマでもある、新しい環境に慣れる為に必要な事、また、新しい環境だけではなく、辛い人生や、真っ暗な夜空のような先の見えなさに苦しんでいる時に必要の事は、「そばにいる人(そばにいること)」であります。

 

どんなしんどいことがあっても、一人でいることより(頑張るより)、誰かがそばにいてくれることで、人はなんとなく頑張れたりするものです。誰かが、「そばにいてくれている」という安心感や繋がりを感じることは、勇気にもなります。ひとり孤独になにかを頑張るということは、とても辛く、不安で、真っ暗な夜空のように、目の前にどんどん暗闇が広がっていくことがあります。当たり前ですが、暗闇の中で、なにかの出口を見つけることはとても難しいことで、一旦暗闇に紛れ込むと、入口や、自分が来た道さえ分からなくなってしまいます。また、実際には、いくらか前に進んでいたとしても(出口に近づいていたとしても)、目の前に広がる風景は、いぜんとして真っ暗闇のままで、前に進んでいる実感がわくことなく、途方にくれることもあります。

しかし、そんな時、誰かが、そばにいてくれて、暗闇を照らしてくれる一瞬の光になってくれることがあれば、これ以上、心強いものはないかと思います。誰かが、そばにいることで、また、誰かのそばにいることで、暗闇の中でも出口が見つけることができるかもしれません。

 

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では、この「そばにいる人」とは、どんな存在の人を指すのかと言うと(どんな人なのか)、それは、自分自身の、「良き相談相手」ということになります。つまり、金曜日の過ごし方として大切なことは、

 

「良き相談相手に相談すること」なのです。

 

なにかを相談する、ということはとても大切なことです。困った事があったり、誰にも言えない悩み事を、だれかに話すことができたら、こんなにも気分が楽になることはないと思います。では、良き相談相手という人を、どのように基準で選べばいいのかという問題があります。しかし、どんな人を良き相談相手にするかは、人それぞれですし、一言で説明することはとても難しいことです。相性、価値観や性格、その人の属性など等、こればっかりは、実際、相談してみてのフィーリングを大切にするほうがよくて、恋人選びや、恋愛と同じで、むしろ先々に、ある種の“タイプや条件”をあれこれ考えて行動するより、付き合ってみて判断した方が、良い結果が生まれそうな気もします。

 

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しかし、あまりに無責任に、行き当たりばったりに「良き相談相手を見つけろ!」といっても仕方ないので、今回のブログでは、良き相談相手を探すうえでポイントとなる、「どれくらい相談相手がいればいいのか?」という問題について触れることで、なんとなくのイメージを掴んでもらおうかと思います。

 

それでは、みなさんに、クイズと出します。じゃじゃん!(古い)

 

【問題】次のうち、良き相談相手の選ぶうえで最も適切なものはどれでしょうか?

 

 ① 相談相手は、信頼できるたった一人の人がいい。

 

 ② 相談相手は、多ければ多いほどいい。

 

 ③ 相談相手は、2人ぐらいがいい。

 

  さあ、みなさん、しっかりと考えみて下さい。答えは、ずっと下に…

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ファイナルアンサー?

 

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正解は、なんと、③になります!

 

皆さんは、意外でしたか?何番と答えましたか?ひとつ付け加えると、①と②が決して間違っているというものではございません。よりいいのが、③ということだと理解してください。簡単な説明を加えると、

 

①の「信頼できるたった一人」は、もちろん、メリットは大きいです。そんな信頼できる人がいることはとても素晴らしいことなのでいた方がいいです!しかし、デメリットを簡単にお伝えすると、良くも悪くも、「その人の影響をすごく受けてしまう」ということになります。アドバイス一つにしてもそうですし、良くも悪くも物事の捉えが一面的になりやすく、その他に、例えば、単純には、「その人がいなくなった時」の影響が計り知れません。ですので、ある種の、依存的な状況を生みやすくなってしまいます。よって、△。

 

②の、「多ければ多いほどいい」も、もちろん、魅力的です。いろんなところに相談のチャンネルがあるのは、「相談相手がいない」よりましだという事は言うまでもありません。しかし、デメリットとしては、いろんな意見がありすぎて、結局どうしていいのか分からなくなってしまいます。最終的になにを選んで、行動するのは自分自身であるのことは、かわりないので、その時に、いろんな意見を聞きすぎてしまうと、整理しきれなく、逆に身動きが取れなくなってしまう事があります。また、中には、他人事と思ってテキトーにアドバイスする人もいるし、「お前が悪い」等の心無い一言を言う人もいるので、「相談したのに落ち込んだ」ということも起こってしまうリスクが多くなります。「多ければ多いほどいい」は、ある種の、傷つきのリスクが伴いやすくなります。ですので、✖よりの△。

 

③が正解となりますが、単純にいって、①と②のデメリットをうまくカバーできます。かつ丼のタクアンも、ふたきれがちょうどいいといいますが(ひときれは、人を斬るので縁起わるい、さんきれは、身を斬るのでこれまた縁起わるい、よんきれは、死なので縁起わるい、ごきれは、サービスしすぎ、なので、ふたきれだそうです)、2人ぐらいちょうどいいと思います。

 

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では、この二人をどう選ぶかというポイントですが、それは、一番最初の写真にヒントが隠されています。

 

ヒントは、夜空に光る、月と金星の距離感にヒントがあります。月は、ご存知の通り、「地球に最も近い星」です。金星は、「見えるか見えないかの遠い星」です。つまり、二人の良き相談相手を選ぶときに大切にしたいことは、距離感、自分の生活空間から、「近い存在」か「遠い存在」というポイントで、選んでいくとバランスがとれていいと思います。

 

「近い存在」は、家族や、親友、恋人、身近であれば、どんな方でもいいです。自分のことの生活スタイルやクセ、何時に起きて何時に寝て、寝相はどうで、歯磨きは何回するか等、自分のありとあらゆることを知り尽くしている身近な人です。そのような存在は、なんでも話せて、共通の話題も多く、気持ちが共感されやすいと思います。しかし、デメリットとしては、「知りすぎる」ということです、そのことで、困ることは、ある意味、「ウソがつけない」ということです(月曜日の月はウソついたほうがよいが、距離の近い月の前ではウソがつけません)。人間ですから、なにか相談する時には、自分の弱い部分を少し隠してみたり、自分の都合のいいように物事を語ったり、(共感してもらいやすいように) 多少の見栄をはったり、「なりたい理想の自分」を前提として、現実の自分とは少し離れた場所からファンタジーを語ることもあると思います。しかし、身近な人だとそれがどうしても通用しませんし、話しづらいです。

 

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そこで、必要なのが、「遠い人」の存在です。自分の生活を詳しく知らないからこそ、相談しながらも、ある種の「虚構の自分」を作りあげることができます。気持ちが沈んでいたり、悩んでいる時は、こうした、「虚構」というファンがジーが、自分の心を癒してくれることが多々あります。そういう時に、この「遠い存在」、ある意味、自分の生活には何の影響も及ぼさない、人畜無害な存在こそ、良き相談相手としてどうしても必要となります。たとえば、それは、遠い離れた場所に住む、親友でもいいし、ネットで知り合った人やメル友(死語?)、オンラインゲームのフレンド、掲示板、なんらかの交流サイトでもいいです。また、そのような「遠い存在」のさいたるものが、臨床心理士をはじめとした、「面接室のカウンセラー」なのかもしれません。

 

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(写真は、カール・グスタフユング先生。遠い存在ですね)

 

さて、金曜日の過ごし方は、こんな感じになりました。自分にとって、良き相談相手、それは、「近い人」と「遠い人」、その二人の良き相談相手に、金曜日には会いに行きましょう。そして、いろんな悩みごとを相談してみましょう。

 

思い出してみてください、水曜日には弱音を吐いています、木曜には、尊敬する人に会いに行き、理想の自分を見つけました。しかし、現実の自分(弱音)と理想の自分との間で、金曜は朝から苦しんでいます。そんな金曜日に大切なのは「良き相談相手に相談すること」であります。

 

その良き相談相手は、きっと、自分自身の生活に、ほんの少しですが、温かい光をともしてくれると思います。

 

今日は最後に、大好きな宮沢さんの歌で、「光」という歌と、「そばにいたい」という歌をアップしたいと思います。とても、金曜日にふさわしいロマンチックな歌です。宮沢さんは、「そばにいたい」の歌詞の中で、

 

そろそろ、君が幸せをつかむ番

その時は、僕もそばにいたい

 

と歌ってます。僕自身もカウンセラーとして、クライエント一人一人が、幸せをつまむその時に、いつもそばにいたいと考えております。

 

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☎ 0120-874-307(※対応時間:9時~21時)

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今年度のスクールカウンセラーのお仕事が終わりました。

(連載中の記事がありますが、ひと休み)

 

本日で、今年度のスクールカウンセラーのお仕事がすべて終わりました!

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今年1年も、スクールカウンセラーとしていろんな経験をさせていただきました。社交辞令なのかもしれませんが、毎年、学校の先生方や、保護者の方、児童、生徒達に、お別れの挨拶をすると、「先生、来年も来てくださいよ!」と言われることもあって、とてもうれしい気持ちになります。ありがとうございました。

 

スクールカウンセラーのお仕事は、年度単位の契約となっているため、「来年も来ますよ!」とはっきりお約束できないことが、とてももどかしいところなのですが、そのあたりが、カウンセラーという存在の儚さでもあるのかなとも思っております。

 

今年お会いした、すべての児童、生徒、その保護者、先生方の、来年度以降の“学校生活”に沢山の幸せな出来事が起こりますことを、心よりお祈りしております。

 

来年度も、臨床心理士としてお仕事の大切な柱として、スクールカウンセリングのお仕事は頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

とりあえず、明日は、平日ですが、ゆっくり致します。

(MCRは開室しております。)

 

 

 

 

  

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新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(5) ~木曜日は、ローマの休日~

皆さん、こんにちは。弱みを少しずつ言えることができたでしょうか。

弱みを相手に告げる時、おそらく、なんとなくですが、オロオロしたり、変な感じにはなったと思います。しかし、その後、どこか、肩の力がスッと抜けて、告げた相手との心理的距離が一気に近くなったようなきはしませんでしょうか。間違いなく、相手も、そう思っているに違いありません。また、会社や学校でも、水曜日あたりに、「やっぱり、できません」「自信がありません」と勇気も持って告げたことで、上司や先輩、先生達から多少の小言は言われたとしても、どこか「素直で」、「誠実な」人間と、思われたに違いありません。

 

さて、今日は、「木曜日の過ごし方」について書きたいと思います。

皆さん、このシリーズおなじみであります、写真からご覧ください。

 

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ベスパ、ヘップバーン、グレゴリー・ペック…。副題でネタバレしていますが、これは、1950年代のアメリカ映画ローマの休日ですね。ウィリアム・ワイラー監督の作品で最も有名な作品といっても過言ではありません。ちなみに、僕は個人的には、「コレクターThe collector(1965,米英合作)」という映画が好きです。

 

映画の話はさておき、木曜日になぜ、「ローマの休日」かというと、映画の舞台であるローマという都市と深く関係しているからです。木曜日は、ご存じの通り木星と対応してるのですが、この木星を英語で、「ジュピター」といいます。このジュピターという言葉は、ローマ神話に由来するそうです(皆さんが、神話を聞いてピンとくるほうは、ギリシャ神話のほうだと思いますが・・・)。実は、このローマ神話で出てくる神様の名前が、ローマの言葉で「ユーピテル」といって(ギリシャ神話でいう、ゼウス)、それを、英語で読むと、ジュピターということになるそうです。なるほど・・・。したがって、木星は、ある意味、神様みたいなもので、人々の信仰の対象として考えられることがあるみたいです。

 

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木曜日のテーマは、信仰です。

 

信仰がテーマといっても、ここで難しい宗教の問題について書こうとするのではなく、もう少し素朴なものについて書きたいと思っております。

 

信仰には必ず、「神様的なもの」がセットとなります。この、信仰の対象となる「神様的なもの」ってどんな存在かというと、基本的には人々に尊敬される対象であります(客観的に尊敬されているかどうかは別ですが)。この、尊敬される対象が、木曜日の過ごし方と関係しています。

 

皆さんは、尊敬する人っていらっしゃいますか?

どんな人を、皆さんは、尊敬していますか?

 

当たり前ですが、その答えは、人それぞれです。また、どんな人を尊敬しようと、かまいません。極端にいえば、ナンデモアリだと思います。トイレの神様でもいいですし、猪木でもいいでし、アメンボでもいいですし、モハメドアリだっていいわけです。

 

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尊敬する人がいるってことはとても大事なことです。尊敬する人がいると、その人の話を聞きたいなと思えますし、その人は、自分の理想像や、良きモデルとなってくれます。生活の中で、自分が目標とする生き方が見えると、目の前にうまくいかないことがたくさんあっても、また、心の中に、いろんな劣等感を抱えていても、その人を目標にがんばっていける勇気をもらえます。

また、なにより大切なことは、その人を目標にしている自分を、誇らしく感じることでもありますし、そんな自分のことを、なんとなく愛おしく思えることです。尊敬する人を持つと、実にいろんなメリットがあります。

 

水曜日には、弱音を吐きました。現実の自分の位置を確認したところで、週末にかけていよいよ名誉挽回していく必要があります。さあ、これからがんばろうとする木曜日になって、自分の弱みばかりに目を向けている時間はありません。切り替えていきましょう。でも、切り替えようとも、どう切り替えていいのか、どうがんばっていいのかわかりません。そんな途方にくれているとき、必要なのが、自分の理想とする人・モデル、尊敬する人の姿なのだと思います。

 

尊敬する人が身近にいれば、その人に話を聞きに行ってもいいですし、ただただ、そばにいて、その人と一緒の時間を過ごし、その人から、なにがしらのモデルになるヒントを盗んでもいいと思います。

尊敬する人が身近にいない場合や、遠い存在だった場合は、その人が書いた本や、エッセイ、作品、なんでもいいでので、尊敬する人に積極的に触れていきましょう。

そういう中で、少しずつ、自分の理想、「なりたい自分」をしっかり確認することができると思います。

 

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弱音を吐いたことで自覚できた自分の現在の位置と、尊敬する人の話を聞くことで描くことできた自分の将来の位置。このはギャップは、ある意味苦しいことですが、生きていく上で大切なある種の動機になることがあります。

 

水曜日に弱音を吐いた皆さんは、既に王女アンです。

皆さん、木曜日には、ベスパにまたがり、尊敬する人に会いに行きましょう。

 

 

 

 

  

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新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(4) ~水曜日は、女王と化す~

皆さん、自分にそっくりなエイリアンは無事に見つかりましたか?エイリアンと過ごした時間はいかがでしたでしょうか? 楽しかったですか?

 

さて、今日は、「水曜日の過ごし方」について書いてみたいと思います。

 

ちなみに、今日は、偶然にも水曜日ですので、「今日の過ごし方」になりますね。さて、まずは、過ごし方のヒントとして下の写真をご覧ください。

 

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皆さん、この左の拳を高らかにあげている人は、どなたかわかりますか? 残念ながら僕ではありません。ロックに詳しい人なら、すぐに答えれると思います。講演会で同じ写真を見せたところ、マイケル・ジャクソン!」と答える人もいました(ちょっとわかる)。でも、違います。この方はそう、我らのチャンピョン

 

フレディ・マーキュリー様でございます!

 

そうですね、伝説的ロックバンドQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーさんですね。ご存じでない方は、ウィキペディアをご参照ください。僕も大好きなバンドですが、なぜ、水曜日に、フレディかと言うと、そう、「Mercuryマーキュリー」は、日本語で言うと、「水星」なんですね。水曜日だから、水星、水星だから、マーキュリー…。どうでしょう、皆さん、NHKの伝説的番組「連想ゲーム」みたいですね。

ちなみに、フレディ・マーキュリーさんの本名は別にあるみたいで、マーキュリーは、あとでつけた名前だそうです。しかも、特に、水星とは関係がないみたいですが…(ウンチクでした)。

 

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しかし、水曜日に、なぜフレディがぴったりなのかと言いますと、フレディがどんな人物であるかを考えたためでありました。QUEENのボーカルであるフレディといえば、その圧倒的な歌唱力によって、世界の音楽ファンを虜にしていることはさることながら、もう一つ、彼自身が、ゲイ(同性愛者)であることをカミングアウトしていることで有名なアーティストであります。

名前のQUEENは、「女王」という意味。男性ボーカルなのに、「女王」ということなので、つまりそういうことなんです。そこから、僕は、水曜日の過ごし方のヒントを得ました。

 

世の中には、フレディのように、同性を性愛の対象にする人はたくさんいらっしゃいます。近年、LGBTに関する話題がメディアでたくさん取り上げられることで、単に、同性を好きになるかどうかといった、単純な問題だけではなく、実に複雑で、多様な性の在り方が存在することがだいぶ知れるようになってきました

しかし、いまだ社会の中では、そのような、性の在り方に対して、根強い偏見を持っている人がいたり、偏見だけではなく、「そんなものは絶対許さない!」「おかしい!」「病気だ!」といって、その人の、生き方そのものを否定するような言動(場合によっては、国の政策や地方自治のあり方、学校教育なあり方等)も、ちらほら見受けられるのが現実であります。そんな中、自分自身の性の在り方に対して、多くの悩みを抱える人たちはたくさんいらっしゃいます。したがって、フレディのように、世に中に自分のことをカミングアウトすることは、すごい勇気にいることだと改めて思います。

 

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一方で、カミングアウトは、ある種の攻撃の材料としての、自分自身の「弱み」を告げることと理解されることもあろうかと思います。人間だれしも、多かれ少なかれ、自分の「弱み」をカミングアウトすること自体、抵抗感を持ちます。しかし、本題の人間関係の話として、考えると、この「弱み」を人に告げる、ということは、場合によっては、人間関係を発展させるチャンスにもなります。「弱み」を相手に見せることで、相手に対して、安心感を与えたり、また、誠実な印象を与えたり、結果として、その相手から信頼を得たりすることもできます。現に、フレディの飾らないありのままの姿に、人々の心は動かされ、共感しているのではないかと思います。したがって、水曜日の過ごし方は…、

 

「弱み」を見せて、信頼を得る

 

ということをオススメします。

 

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振り返ってみると、一週間の過ごし方として、月曜日は、ウソをつきました。つまり、多少、強がって、無理をしています。出来ないことも、とりあえずは、「出来る!」と言っています。火曜日は、楽しくすごしています

さて、水曜日になると、月曜の気分は次第に落ちつき、火曜日に培った人との交流のおかげで、人間関係は活発になります。しかし、徐々に、月曜日についたウソのつけがまわってくる時期です。

 

そんな時、水曜日も、月曜日のように、自分と他者にウソをつき続けてはいけません。少しずつ、「あれはウソだった…」と直接言わなくても、「実は…」といって、自分の出来ないことや、苦手なこと、自分にとってネガティブと思われるような「弱み」をちょっとずつ、言えるようになったらベストだと思います。勿論、抵抗感はあります。

 

しかし、そんな「弱み」を率直に告げる人に対して、攻撃してくるような人は、おそらく少ないと思います。むしろ、先ほどにものべたように、「なんか、コイツは素直なやつだな~」「なんか、いいやつだな」「なーんだ、そんなことか笑」と、その人に対して安心感や、ポジティブな印象を得ると思います。これは、間違いありません。付け加えると、日本社会では、自慢話だけするような人より、ある種の失敗談を多くするような人のほうが好感をもたれやすいですし(※欧米では多少ことなる様子)、彼氏にしたい人も、信頼できる営業マンも、圧倒的に後者のほうに偏るといった事実もあります。

 

肝心なことは、絶対、水曜日を逃してはいけない、ということです。

月曜日から、「弱み」や、ネガティブをだすと、ご存じのとおり、みんなしんどいから、やっぱりうざがられます。場合によっては、攻撃されます。かといって、週末だと、「なんで!はやくいわんのか!」と怒られてしまいます。だいぶ遅いです。週の真ん中の水曜日が、早すぎず、遅すぎのベストなタイミングなのです。木曜と金曜はもっと他に大事なことがあります(こうご期待)。

 

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皆さん、今日(水曜日)は、自分の弱みを周りの人に少しずつ言っていきましょう。ちょいちょい、自慢話をいれてくるような林先生のような人は嫌われてしまいます。ほんとは出来ないことや、自信のないこと、実は強がって無理していること、人には言えない自分のかわった癖や習慣、コンプレックスや失敗談、なんでもいいです。「弱み」は水曜日に限っては、恥ずかしいことではありません!

 

そうすることで、人との関係は思いのほかよくなり、信頼を得ることができます。

そして、みなさんも、水曜日にははれて、フレディのように…

 

女王と化す、ことができます。

 

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そして、ピョンチャン、いや、チャンピョンになれます。

 

ぜひ試してみてください。

 

余談ですが、女王のイメージ、女王が支配する世界ってどこか安心感とのつながりがあるような気がします。UKは女王社会。男の王様はいつも力強いけど、どこか不安定な感じ。朝鮮王朝はいつも不安定。そもそも、「女性的」というイメージに安心感がありますね。男女で考えると、オリンピックなんかみると、男性のほうが記録はよくて、女性ということで、それはそれで、ハンデ(弱み)なんですけど、もしかして、「弱み」と「安心感」はなんらかのつながりあるかもしれません。カウンセラーはまずは、「女性的」である必要があるとも思う、今日この頃。

 

ちなみに、最後に僕の弱みをひとつ…

 

実は… 自動車免許テスト… 一回おちています。

あと、昔は、好きな人の前では、結構自慢話ばかりしていました。

 

 

 

 

 

 

  

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戸手高等学校のメンタルヘルス研修会でお話してきました。

「一週間の過ごし方」の連載の途中ですが、研修会の報告をいたします。

 

今日は、広島県立戸手高等学校の教職員の先生方の前で、メンタルヘルスの研修を行ってまいりました。人前で話すことはあまり得意ではないですが、一生懸命、自分が普段から考えていることを、オムニバスして、お話してきました。緊張しました。先生方は、とても熱心に話を聞いてくださいました。

 

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(↑戸手高校正門 出典:Wikipedia

 

メンタルヘルスの話ということではありましたが、生徒とのかかわり方や、今の若い子達のこころの在り方についての話を軸に、まとめてみました(生徒との関係は先生方のメンタルヘルスに大きく影響することから…)。

 

最後は、先生方と一緒に、今後の生徒とのかかわりかたの方向性を、川柳にまとめてみるワークをしてみました。とても、ユニーク且つ本質的な川柳がいくつかできあがりました。できあがった川柳は、残念ながらこのブログで、ご紹介することはできませんが(すみません)、実に創造的な時間を一緒に過ごすことがきました。

 

また、驚いたことに、先生方の中にこのブログを見てくださっている先生もいらっしゃって、「水曜日は過ごし方はまだですか?」と言っていただきました。とてもうれしかったです。はやく、水曜日の過ごし方を書き上げたいと思います。

 

戸手高等学校の先生方、お疲れ様でした!

 

 

 

 

  

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新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(3)~火曜日は、エイリアンと出会う~

皆さん、月曜日は適度なウソをつきながら過ごされましたか? ウソをついた時ほど、眠れない夜はないかもしれませんが、そんな夜ほど、自分に素直になれる夜もそうないのかもしれません(宮沢さんの歌詞のパクリです)。

 

さて、今日は、火曜日の過ごし方について書いてみたいと思います。月曜日に引き続き、まずは、こちらのイラストをご覧ください。

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火曜日だけに、ま~ず(ダジャレです)は、火星のイラストから。火星と言えば、やはりエイリアンですよね。なぜ、火星といえばエイリアンなのかというと、火星の特徴としてよく言われることは、「地球にもっと近い(似ている)環境なのでは?」「生物が生息できるのでは?」ということが関係しております。 そこで、火曜日の過ごし方のヒントは、「似ている」ということになります。

 

結論から、ま~ず(しつこい)、申しますと、火曜日の過ごし方は、

「自分と似ている人に、近づいていきましょう!」

ということが、答えとなります。

 

世の中には、いろんな人がいます。そのいろんな人にはそれぞれ個性があり、自分と全く同じような人はいません。しかし、普段生活をしていると、全く同じではないにしても、なんとなくですが、「コイツとは、なんか気が合うな」と感じたり、「なんか感覚が似ているな」「ソックリやな」と思えるような人が、チラホラいることに気がつきます。自分と似ている部分がある人に出会うと、基本的には、なにか嬉しい気持ちになったり、気楽に付き合えそうな気がしてしまいます。実は、この嬉しい気持ちと、気楽な感じが、火曜日にはもってこいなのではないかと考えております。

 

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思い出してみると、月曜日にはしんどい上に、自分と他者に適度にウソをつきながらなんとか乗り切りました。その日は、多少疲れていはいるけれど、1日をなんとか乗り切った達成感や満足感を、多少なりとも味わえるかとの思います。次第に、月曜日の専売特許である憂鬱な感じも抜けてきます

そこで、火曜日は、少し、肩の力を抜いて、気楽に、時に、楽しく(嬉しい気持ちで)過ごしてみることが求められます。特に、人間関係において、月曜日のように無理せず、気楽な気持ちで挑めれば、メンタルヘルス的にはベストだと考えております。そこで、そのような気持ちになれる、相手というものが、まさに、「自分と似ている人」ということになります。

自分と似ている人を探しては、色々話しかけてみたり一緒にランチをしてみたり、一緒に取り組める仕事や勉強などがあれば、やってみてもいいかもしれません。話しかける時には、それなりに、緊張してしまいますが、似てない人よりは、ストレスなく接することが出来るので、安心して誘ってみてください。関係がうまくいけば、時には、仕事終わりや、学校終わりに、思い切って、ちょっとした遊びに出掛けたり(カラオケ行ったり、クラブに行ったり)、または、帰りに、買い物につきあったりしてもいいかもしれません。とにかく、同じ時間を一緒に過ごしてみましょう

 

「えっ?遊びに行くのは、週末が相場じゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、バカ騒ぎや、二日酔いといった、「明日を意識しない遊び」ではなく、「明日を少し意識した遊び」を火曜日に心掛けてみることで、次第に「よい遊び方」が、学べてくるので(※週末ばかり遊んでいると、人生でハメをはずすことの回数が多くなり、人間関係のトラブルが増えてしまう可能性が…結果的に、「遊んで損した」体験に繋がりやすいと考えております)、是非、一度チャレンジしてみて下さい。

 

皆さん、火曜日は、積極的に、「自分と似ている人」と出来るだけ多く接するように心掛けてみましょう。

 

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ただ、今日のブログはそれだけでは、やや不親切なので、「自分と似ている人」とは、どんなところが似ているのか、また、今現在、どんな人が、自分と似ているのかをいまいち掴めない人の為に、そのポイントを最後にいくつかご紹介させていただきます!

 

【ポイント1】興味関心・好きなものが似ている

これは、鉄板といってもいいポイントです。人によって、興味関心の対象や好きなものは違ったりします。しかし、興味関心や好きなものが似ていると、その人との話ははずみ、無理に自分にウソをつきながら接する必要はありません。また、何をしている人なのかとか、上司だとか後輩だとか、話し方とか癖とか、ほとんでまるで気になることはありません。ただ、純粋に、その人と会話ややり取りを楽しむことができます。普段なら、鼻につくような態度の人も、ひとたび、興味関心や好きなものが似ていると、すぐに意気投合できます。それほど、興味関心や好きなものが似ているということは、人間関係にとって大きなことなのです。

興味関心や好きなものが似ているというのは、顔や風貌が異なっても、間違いなく「自分と似ている人」なので、安心してください。

 

【ポイント2】心配なこと・不安に思うこと、そのポイントが似ている

これも、とても大切なポイントです。人によって心配になることや不安に思う事は違いますが、その部分が似ているとなると、ぐっと人間関係の距離は近くなります。不安におもうことや心配なことが異なると、その人と接することに疲れることがあります。人によっては、「明日の天気はなにかな?心配だな?」と思う人もいれば、天気なんて人生で一度も気にしてこなかった、NOテンキ(ダジャレです)な人もいます。

単に心配性かという問題も大切で、心配事が多い人と、心配事が少ない人の溝は生涯にわたっても埋まることはほぼないでしょう。夫婦関係や、パートナー選びにおいては、お互い心配性であれば、そのバランスの悪さは否めないですが、「似ているか似ていないか」という問題で考えると、心配事が似ている事は大切なことで、そこが似ていると、人間関係はとても築きやすいと考えてもいいと思います。

 

【ポイント3】「アウトドア」か、「インドア」かが似ている

僕はちなみにインドア派です。これはとても大切なことですね。この違いは、実は、他者との近似性を物語る上で、決定的なような気も致します。ただ、「アウトドア=外好き」か、「インドア=中好き」として素朴には理解できますが、もう少し心理学の話として捉えると、それは、「外向性」「内向性」という概念として考えられるものです。

このような分類は、その人の関心や興味、「心のエネルギー」の向かうベクトルが、「外」のほうに向いているのか、「内」のほうに向いているのか、という問題が基準になるのですが、このように言われてもピンとこないので、「アウトドア」と「インドア」という言葉でわかりやすく分類した次第であります。ですので、単純に、「外で遊ぶことが好き=外向性」ということには必ずしもなりませんが、大雑把にはこのように理解されて見ていただければと思います。

 

以上の3つのポイントが「自分と似ている人」を探す上で、大切になるかと思います。この3つのポイントの内、一つでも似ているものあれば、いいですし、3つとも同じであれば、その人は、もう…

 

「あなた自身」であります!! ドーン!!!

 

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(ちょっと言い過ぎかな…)

 

その人は、あなたにそっくりエイリアンだと考えてもいいかもしれません。

 

以上が、火曜日の過ごし方でした(唐突な終わり)。

エイリアン繋がりで、おまけとして、キリンジの「エイリアンズ」という名曲を聴いていただきたいですが、前にキリンジを紹介しているので、今日は、関根勤そっくり田島貴男オリジナルラブがカバーしている「エイリアンズ」をアップしてみます(ややこしいですね)。

 

www.youtube.com

 

いい歌ですね。いろんな人がカバーしている名曲なので、「エイリアンズ」のエイリアンをたくさん探してみください。

 

皆さんにとっての、エイリアン(自分に似ている人)が、早く見つかりますように…。

 

 

 

 

 


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新しい環境に慣れる為に大切にしたいこと(2)~月曜日は、ウソをつく~

皆さん、いかがおすごしでしょうか?寒い日が続いてますが、風邪などひかれていないでしょうか?インフルエンザが大流行しておりますが、引き続き、予防対策などをしっかりされて、また、少しでも、体調の異変を感じた時は、お近くのクリニックに受診されてみてください。

 

さて、体調の異変ということで、今回も、前回に引き続き、新しい環境に慣れる為に大切にしたいことを、月曜日から日曜日の過ごし方と題して、記事にしてみようかと思います。よろしくお願いします(※講演会で話した内容に即して書いてみます)。

 

月曜日は、休み明けということになりますが(土曜日と日曜日が休日ではない方は、とにかく、休み明けの初日と考えてみてください)、月曜日は、休日気分が抜けきれず、「あ~、今日も会社か~」「あの人にまた会いたくないな~」「学校行きたくないな~」等、ネガティブな気持ちになりやすかったりします(勿論個人差あり)。

実際に、そのような気持ちにひきずられてしまい、会社や学校を理由もなく休んでしまって、後ですごく後悔したり、居心地の悪さや、うしろめたさ、罪悪感にさいなまれる方も少なくありません。また、その状況が、新しい環境とあれば、なおさらのことだと思います(僕もそんな失敗を何回繰り返してきたことか…苦)。

 

そんな、憂鬱な月曜日を、僕たちはどう乗り切っていけばいいのでしょうか。

 

そのヒントは、次の写真に隠されています。

 

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皆さん、ご承知の通り、「アポロ号の月面着陸」の写真です。月曜日なので、「月」なのです(なんと安直な発想…)。詳しく言うと、人類で初めて、月面に到達したという歴史的事実を記した奇跡のワンショットです。しかし、実は、この奇跡のワンショットのトリビアとして、この写真が公開されて以降、あらゆる方面から、「この写真はねつ造なのではないか?」「本当は写真をとるの忘れてあわててコラッた」、さらには、「本当は月面着陸などしていないのでは?」ということが話題となった経緯があります。つまり、「ウソなのでは?」ということになります。なぜ、そのようなウソをつかなければいけなかったのかということの背景については、皆さんのインターネット検索にゆだねるとして、その真意はともかく、本題である月曜日の過ごし方のヒントは、この「ウソ」が大切なのキーワードになります。

 

さて、皆さん、幼い時、「ウソは絶対ついてはいけません!」とよく叱られた経験はありませんか?「どんな理由があろうとも、ウソだけは許さん!」と突然怒り出す頑固オヤジは、今も昔も健在だったりします。あと、「ウソつきは泥棒の始まり」という言葉もあるくらい、基本的には、「ウソは良くないもの」です。僕も、この見解には概ね同意しております。

 

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しかし、心理学の話、人間のこころの成長、人間関係の発達という文脈で、このウソということについて考えてみると、人が、「ウソをつくこと」「ウソをつけるようになること」「ウソをついてしまうこと」等は、それはそれで、大切な意味を持っております。それは、先にも触れたように、「ウソは絶対ダメ!」というようなネガティブな視点のみで、語ることは、心理学の世界では行いません。

例えば、人間の成長という観点を取り上げると、「ウソをつけるようになる」ということは、相手の知らない自分が生まれている証(つまり、平たく言うと自我ですね)でもあり、それはこころの成長にとって必然的且つ、必要なものです。

人間関係の文脈を取り上げてみると、例えば、初対面の相手が、自分のタイプの人であったとしても、いきなり、「あなたは私のタイプです!」と告白することはKYであり(僕は個人的には、そんな人は大歓迎です)、こんなシチュエーションはないとはおもいますが、「どんな人がタイプですか?」と仮に聞かれても、「あなたです!」とはいわず、その場ではなんとなくごまかしたり、ある種のウソをついたりします。

つまり、極端なことを言うと、みんな、「ウソをつくことで成長した(できた)」と言えます。では、その結果、みんな泥棒になったかというと、大半は、泥棒される側の普通の人達で、一生懸命、世界になれようとしてきた人達です。ですので、中には、「ウソがつけない」という正直な人は、それはそれで、すごく生きづらく、とてもしんどい思いを抱えてこられたのかなと思います。

 

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そういう意味で、ウソはある程度必要です

 

この「ある程度」という匙加減が、その人の人間性・信用にかかわる大切な部分なので、その判断が難しいところなのです。当たり前ですが、ウソにはいろんなウソがあるので、なお、困るのですが、しかし、心理学的には、ある程度「良いウソ/悪いウソ」を、親切に分類してくれています。このあたりの詳しい話は、社会心理学者の碓井先生の本に、とても分かりやすく書いてありますので時間があるかたはご参照ください。

 

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さて、今日は心理学でいう、ウソ全般を話したいのではなく、「月曜日には、適度にウソをつくこと」をお勧めしたいからであります。結論からいうと、

 

月曜日から、自分にも、相手にも正直に(素直に)接していくと、新しい環境では、すごく疲れてしまいます。

 

だからと言って、エイプリルフールのように、月曜日からいきなり、「昨日宇宙人にあった」「月面着陸したよ」「いい儲け話があるから、100万かして」など、相手を欺けと言っているのではありませんの注意が必要です。

 

ご存知の通り、月曜日はいろんな意味でしんどい日です。そんなしんどさを感じている自分に、素直に、正直に、ウソをつかずに接すると、結果的に思うような行動を起こすことができずに結果的に苦しんでしまいます。ですので、月曜日は、多少無理しても、自分にウソをついて、「自分が元気一杯だ!」「きっと明日にはいいことがあるはず!」「もしかしたら、今日、大好きな人と付き合えるかもしれない!」等等と、自分を欺くことは、とても大切なことです。ただ、自分にウソをつき続けるのはよくないことですので、これは、月曜日だけの話なので安心してください(⇒水曜日あたりに挽回します)。

 

また、月曜日にあった人に、いきなり、「今日はしんどいです」とあまりに素直な胸の内を話してしまうと、残念ながら、相手は共感してもらえることは少なく、かえって、嫌な気持ちにさせてしまいます。なぜかというと、理由は簡単で、それは、相手も月曜日は基本的にしんどいからです。なのに、「俺は我慢して頑張っているのに、お前はなんて無神経な奴だ!」と反感を持たれてしまう可能性があるかです。

 

多少無理しても、「おはようございます!」「グッモーニン!」と、大きな声で挨拶し、元気でもないのに、元気なふりもしてみたり、「お、なんか今日の髪型素敵ですね!」と、相手を褒めてみたり…等々。また、月曜日から、なにか仕事を頼まれたりしても、「私、できません」と正直に答えるのではなく、ウソでもいいので、「はい、私にさせてください」「それ、できます!」といえばいいのです(⇒このウソの挽回の仕方は、水曜日あたりに出てくるので安心してください)。

 

月曜日のウソは、決して悪いものではありません。

新しい環境に慣れていく為に必要な裏技のようなものです。月曜日のウソは、自分と他者への思いやりだと考えてもいいかもしれません。それはなぜかというと、しつこいようですが、月曜日は、みんなしんどい日だからです。

 

皆さん、休み明けの月曜日は、適度にウソをついていきましょう。

 

ウソつきは、泥棒の始まりではなく、

ウソつきは、一週間の始まりであります。

 

さて、明日、僕は、平昌オリンピックに出場してきます。ウソです。

 

 

  

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