主訴について
カウンセリングでは、「主訴」という言葉があります。
主訴とは、クライエントの「主な訴え・主たる訴え」ということになります。
カウンセリングに来られるクライエントは、何かしらの悩み事や困りごとを抱えてこられるのですが、実は、それらは案外、心の中で、漠然としていたり、頭の中でうまく整理されていなかったりします。また、その漠然として整理されていないことによって、余計にこまってしまう、ということになっていることがあります。
したがって、カウンセリングにおいて、まず、大切なことは、クライエントの主訴を明らかにすること、だと言えます。また、カウンセラーとクライエントとの間で、「あなたの主訴は〇〇〇なんですね」という形で、確認することが必要となります。
しかし、カウンセリングの実際では、カウンセリングの冒頭から、カウンセラーが「主訴はなんですか?」と質問しても、クライエントがすっと答えてくることはそうありません。形式的(カウンセリングの教科書的)には、上記のように質問をして、それに対するクライエントの発言が、主訴ということにはなりますが、カウンセリングの醍醐味は、話を聞いているうちに、クライエントの主訴が変わっていき、「本当に困っていること」が明らかになってくるということなんです。その中で、カウンセラーとクライエントが、腑に落ちる主訴を掘り当てていくことが大切と言えます。
最初の発言と、明らかになってきた問題との間にずれがあることは、カウンセリングではよくあることであり、その「本当に困っていること」が明らかになってくると、その問題を解決するための話し合い、まさに、カウンセリングが始まっていきます。
主訴とは、「本当に困っていること」と解釈することができます。
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