YJ COUNSELING OFFICE blog

福山市にある『みんなのカウンセリングルーム』の代表ブログです。

“みんな”と名付けた意味

カウンセリングルームを開設するときに、名前をどうしようか色々考えました。

 カウンセリングルームの名前に限らず、自分の子供から、RPGのプレイヤー、ペットの名前、会社名や商品名にいたるまで、何かに名前をつける作業は、楽しくもあり、一方で、頭を抱えるほど難しい問題でもあります。名前の音の響きから、イメージや印象、自分の好きな言葉などからのインスピレーション等々、本当に色々考えました。

そういう中でも、名前をつける上で大切にしたことは、①シンプルで、覚えやすい②当カウンセリングルームの理念がしっかりと伝わる、ということでした。そして、いろんな紆余曲折を経て決まったのが(決めたのが)、「みんなのカウンセリングルーム」という名前でした。

なぜ、“みんな”という言葉を使ったのかというと、端的には、カウンセリングや、カウンセリングルームというものが、“ある特定の限られた人達”だけ為にあるのではなく、生活しているすべての人達、つまり、“みんな”のものであってほしいという願いを込めたからであります。

カウンセリングと聞くと、僕たちは、なにか特別な印象を抱いてしまったり、何か深刻な問題や悩みを抱えている人、もう少し俗っぽい言い方をすると、「病んでいる人」だけが利用するものだと、どうしてもイメージしてしまいがちです。現に、そうしたイメージから、「カウンセリングに行っているよ」と、身近な人に話してみると、おそらく、驚いたような表情をされ、「お前、大丈夫か?」と過剰に心配されたりもします。

さらに、最も危惧していることは、そのようなある種の偏見イメージがあることによって、深刻な悩みを抱えていて、本当はカウンセリングに行きたいと思っている人も、どうしても周りに目が気になって、いけなくなることがあるということです。

カウンセリングに対してそのようなイメージが定着した理由やその背景については、また別の日に書くこととして、とにかく、MCRとして、そのような偏見やイメージに、一石を投じたく、敢えて、「“みんな”のもなんだよ」と言いたかったのであります。

そのことで、結果的に、誰もが利用しやすく、また、この街のどこか片隅で、人知れず苦しんでいる人も通いやすくなってくれればと、思っております。

くれぐれも名前負けしないように、また、カウンセリングルームが、みんなのものであり続けるよう、真摯に、自らのカウンセリング技術に磨きをかけ、“みんな”に質の高いサービスが提供できるように頑張ってまいります。

 

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【相談事例】

・子どもが学校に行けない

・職場の人間関係で悩んでいる

・家族とうまくいかない

・気分が落ち込みやすい

・この先、どう生きていけばいいのかわからない etc.

【カウンセリング料金】

・30分 3000円

・50分 5000円

(※初回 90分 5000円)

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